CHABOHIBA HALLで録音されたCDのご紹介です。

クリストフ・ジョヴァニネッティ〈ヴァイオリン〉　青柳いづみこ〈ピアノ〉　「19歳のシューベルト」
製造・発売元：コジマ録音
ALCD-7304　税込価格￥3,300 （税抜価格￥3,000）
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19歳の作曲家はいましも殻を破ろうとしていた！
伝統と野心の同居する《3つのヴァイオリン・ソナタ》Op. 137

フランツ・シューベルト：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op. 137 (1816)
ソナタ ニ長調 Op. 137, No. 1, D 384
[1]　I. Allegro molto
[2]　II. Andante
[3]　III. Allegro vivace
ソナタ イ短調 Op. 137, No. 2, D 385
[4]　I. Allegro moderato
[5]　II. Andante
[6]　III. Menuetto – Trio
[7]　IV. Allegro
ソナタ ト短調 Op. 137, No. 3, D 408
[8]　I. Allegro giusto
[9]　II. Andante
[10]　III. Menuetto – Trio
[11]　IV. Allegro moderato

クリストフ・ジョヴァニネッティ〈ヴァイオリン〉　青柳いづみこ〈ピアノ〉
録音日時・場所：チャボヒバホール　2023年2月24－26日
Recorded at Chabohiba Hall, 24-26 February 2023

クリストフ・ジョヴァニネッティ〈ヴァイオリン〉
パリ音楽院、ブカレスト音楽院に学び、さらにドイツでアマデウス弦楽四重奏団のもとで研鑽を積む。1984年にイザイ弦楽四重奏団、1995年にエリゼ弦楽四重奏団を創設、第1ヴァイオリンを務めた。これらのカルテットにより、デッカ、ハルモニア・ムンディ、フィリップス、ジグ–ザグ、テリトワールでの録音を果たすとともに、ニューヨークのカーネギー・ホール、ウィーンのムジークフェライン、ザルツブルクのモーツァルテウム、ロンドンのウィグモア・ホール、クイーン・エリザベスホール、アムステルダムのコンセルト・ヘボウ、パリのシャンゼリゼ劇場など、世界各地の檜舞台に登場した。
室内楽奏者としてはオーギュスタン・デュメイ、ジュロモ・ミンツ、マリア・ジョアン・ピレシュ、ジャン＝フィリップ・コラール、フランク・ブラレイ、ミシェル・ボルタルなど著名な音楽家と共演している。2013年からアンサンブル・カリオペに参加。2014年から3年間に3枚のCDをリリースしている。2017年に作曲家・ピアニストのミカエル・レヴィナス、チェリストのエマュエル・ベルトランとトリオを結成。演奏活動と並行して、パリ国立高等音楽院教授として後進の指導にもあたっている。
かつてユーディ・メニューインはクリストフ・ジョヴァニネッティの演奏を聴き、「私はこの天使のような音楽家のおかげで、人生における最もピュアな音楽的感銘を受けた」と述べた。

青柳いづみこ〈ピアニスト・文筆家〉
安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。マルセイユ音楽院首席卒業、東京藝術大学大学院博士課程修了。『ドビュッシーと世紀末の美学』で学術博士号。平成2年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を兼ねる稀有な存在として注目を集め、著作は34点、CDは25枚。21枚のCDが『レコード芸術』特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼の生えた指』で吉田秀和賞、祖父青柳瑞穂の評伝『真贋の間に』で日本エッセイストクラブ賞、ミステリー・エッセイ『6本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』でミュージック・ペンクラブ音楽賞。近著に『パリの音楽サロン ベル・エポックから狂乱の時代まで』(岩波新書
)、CDにソロアルバム『仮面のある風景』(TKI)、高橋悠治との『シューベルトの手紙』、西本夏生との『カプリス』(以上ALM)。クリストフ・ジョヴァニネッティとは、本作が『ミンストレル』に次ぐ2枚目のアルバムとなる。
日本演奏連盟、日本ショパン協会理事、大阪音楽大学名誉教授。兵庫県養父市芸術監督。
https://ondine-i.net

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